沖縄市様 令和4年度沖縄市オープンデータ利活用推進
沖縄市民がオープンデータ・市との協働に対して関心を持つきっかけづくり
<クライアント名>
沖縄市様
【概要】
沖縄市様が、オープンデータに取り組むという意志を地域の内外に発信する場、そして市民がオープンデータに関心をもつきっかけを作る場として、弊社企画運営によるシンポジウムの開催と、オープンデータを用いた市民活動(シビックテック等)を体験するアイデアソン、その事前知識を学ぶ講座として事前講座を2回実施しました。
<オープンデータ普及を目指して>
「オープンデータ基本指針」の中で、国が掲げるオープンデータ取り組みの意義のひとつに「国民参加・官民協働の推進を通じた諸課題の解決、経済活性化」があげられています。
シンポジウムやアイデアソンの開催が、沖縄市様における市民参画・官民協働の推進、市が抱える課題の解決、地域経済の活性化へと繋がる第一歩となるよう、以下の3つを方針の軸としました。
①多様性溢れていること
オープンデータやシビックテックを知っている市民だけではなく、知らない市民へも参加を促しました。幅広い属性や、業界の垣根を越えた人々が参加することで、多種多様な地域課題に触れ、考えることができます。
②オープンデータを身近に感じられること
オープンデータは限られた市民だけが恩恵を受けるものではなく、全ての市民の生活を豊かにするものです。また、市民がオープンデータやビックデータを活用し、地域課題解決に取り組むためには、データ活用に対して「自分ごと」と捉えられることが大切です。
③地域課題と繋がり、継続する場となること
課題をきちんと把握し、実際に活動している方たちの参画により、課題解決に繋がるオープンデータの利活用が進み、本事業のみの活動で終わらない継続的な活動の場となります。オープンデータは出すだけでなく利活用が非常に重要ですが、多種多様な領域の人々と繋がることで、利活用へのアイデアや活動力の源泉となります。
【実施イベント】
オープンデータシンポジウム 2022 〜データを活用した地域課題の解決〜
日時: 2022月9月19日 (月) 13:30〜15:30
会場: 沖縄市民会館 中ホール
参加者: 70名(現地)、約40名程度(オンライン)
弊社福島によるオープンデータの基礎知識についての講演と、医療・介護・教育・観光・ITの5分野で活躍されている専門家5名をお招きしパネルディスカッションを実施しました。
ディスカッションではオープンデータの課題点、活用方法、全く異なる課題同士のかけ合わせで解消する可能性などをお話しし、オープンデータをキッカケに各分野が抱えているものを地域還元し、住民がより行きやすくなる未来を考えることができました。
アイデアソン事前講座(全2回)
第1回 〜オープンデータの基礎を学ぼう〜
日時: 2022月10月8日 (土) 14:00〜16:00
会場: 沖縄市役所地下2階 大ホール
参加者: 8名
第2回 〜データ活用を学ぼう〜
日時: 2022月10月22日 (土) 14:00〜16:00
会場: 沖縄市社会福祉センター 会議室1
参加者: 15名
第1回ではオープンデータの基礎知識と具体的な利活用のルールについての講義、実際のオープンデータ利活用事例のご紹介、オープンデータが目指す、官民協働の社会を創り上げるためのあり方についてお伝えしました。
第2回では、データ活用のための基礎知識講習のあと、データ標準化の先にあるシステム・アプリケーションの垣根を超えた共有。活用の必要性、これからのSociety5.0の実現についてお話し、最後に参加者は今回学んだ知識と自身の分野で活かせることについて交流が行われました。
オープンデータアイデアソン
〜地域課題解決のためのアイデアを出そう〜
日時: 2022月11月5日 (土) 14:00〜17:00
会場: 沖縄市農民研修センター 大研修室
参加者: 17名
参加者の皆様が取り組みたいテーマをもとに、アイデアを出し合いまとめるアイデアソンイベントを開催しました。
「第5次沖縄市総合計画」を各自読み込み、チームメンバーで気になる点を議論したあと、ブレインストーミング形式で課題を出し合いました。
なぜその課題があるのか、他の課題との関連性など突き詰めて考え、本質的な課題を見つけていただき、その課題を解決するアイデアを考え企画概要書を作成していただきました。
【関連リンク】
沖縄市オープンデータシンポジウム2023
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